こんにちは、木所です。

さて、宇宙ビール次回公演は カフェ・ペペロンチーノ という、可愛らしいタイトル。
その内容紹介文には、
宇宙ビールがお届けするSHOW TIMEの第二弾!シンガー、クラウン、ナレーター、アクター、ヴァイオリニストなど、様々なアーティストたちが彩るちょっと特別な空間!
カフェ・ペペロンチーノイベントページより
とあり、今回は クラウニングをかなり取り入れた可笑しな表現空間 になることと思います。
が、そのふざけた感じとは裏腹に、コンセプトは フェアトレード です。
というわけで、今回は自身でフェアトレードショップも運営している木所がその辺りを書いちゃいます。

フェアトレードとは
フェアトレードとは、簡単に言うと
「途上国で作られた製品を適正な価格で取引する」仕組みのこと。
大量生産、大量消費の経済の中、生活の水準が向上し難い途上国の生産者たち。
フェアトレードは、そんな世界の貧困問題を「お買い物で解決する」ことを目指します。
ということ。
世の中の傾いたバランスを少しでも元に戻そう、そんな取り組みのひとつです。

先進国と途上国
お店にはたくさんの商品が常に在ります。
これは当たり前のことです。
そして、安い板チョコはだいたい100円くらい。
これも当たり前のこと。
この先進国の云う 当たり前 を維持するのが実は大変。
商品が僕らの手元に届くまでには、たくさんの人間の仕事を経てやってきます。
お店、流通、倉庫、工場、輸出入、生産国の流通、原料の流通、原料の生産者、それらに係る流通、仲介、などなど。
様々な要因でコストが増減しても、先進国の店頭価格はあまり変えられません。そして、これに係る全ての人たちのお給料を大きく動かすことも出来ません。
そうなるとしわ寄せが来るのが末端にいる、原材料の生産者の方々。
カカオ農家はチョコレートを食べられない 、インフラが整わないので 水汲みのために学校に通えない 、なんて話もあるくらい。そういったことをなくして、 フェア(公平) に トレード(取引) しようよ、という動きが フェアトレード で、最近は大手企業さんも取り組み始めていますね。素敵。

今回のコンセプト
で、今回の公演はそんなフェアトレードを推す公演。
木所が不定期に企画する「トリライブ」なるフェアトレードイベントで喋ることを引用すると、
まずはそういった実情を知っていることが大事。そして生活に少しだけ意識してもらえたら。無理なく広がれば、搾取がなくなる。搾取がなくなれば争いがなくなる。先進国の人間として、しんどい現実を直視するよりも、まずは楽しんでほしい。そして知ってほしい。
フェアトレードショップイロトリドリ
良いこと言いますね。

当日は木所の運営するショップイロトリドリが提供する、フェアトレードドリンクをはじめ、物販コーナーもご用意します。
とまぁフェアトレードについて少し真面目に書きましたが、まぁあまり気構えず、普通に楽しんでください。

お待ちしております。