見どころblog6「タイトル」と「周波数」

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皆さまお元気ですか?
作・演出の結崎日御子です。

ミルクルミライお稽古進んでおります、台本が立体化して、それぞれが自分の予想を超えて、その立体化に立ち会っている感覚で、まさに舞台芸術の醍醐味を体験しています。ただ産みの苦しみといいますか、物作りはそれなりの、時間とアイデアが必要で、その構築にはかなり頭をひねってチャレンジを重ねている最中です。決して楽なわけではないですが、やり甲斐があります。

結崎は、音楽、音が好きでして、今回はちょうど周波数に興味を持ちました。私たちが、物事の理解のために扱っている、「言葉」も、言葉の意味だけでなく、「音の感覚」だなと。
歌の表現を突き詰めて行くことで、どんな音質なのかを考えるようになり、また改めて、言葉にどんなものを乗せるのにかによって、音質が変わる。

文章で書くとよくわからないけど、単純に、赤ちゃんや、動物さんを、あやしたり、声をかけるときの声がすごく優しい音になっていて、その声をかけられたものは、優しい気持ちに包まれる。みたいなことだと思います。
そういう「言霊」を扱っているのだという自覚です。

「ミルクルミライ」というタイトルのことを単刀直入に言うと、手放しで、素晴らしい世界が訪れるのよーなんて、言えないよ。と感じているからです。だからまだ「ミラクル」じゃないし、簡単に「ミラクルミライ」なんて言えない
いろんな問題が露出してきて、どうにかしなければならないものに対して行動したときに、人の無感覚、無思考、の壁にまずぶち当たる。それは良い文化を重視せずに全体的にコントロールされてしまっている今の日本の現実でもあって。
でも、素晴らしい世界が訪れて欲しいと、願い続けて、行動を起こして、人と繋がっていくことが、今を生きることを選んだ私たちの出来ることかと思うのです。決して自分だけが良ければいいということではないと思うのです。何が出来るかを考えることを、テーマにしてみたかったのです。
そのことを声をあげて表現できる時だからこそ、上演にチャレンジしてみたい。・・・そして実は沖縄では弥勒菩薩様のことを、「ミルクさん」と呼ぶようで、ミライの奇跡を想像しつつ、「ミルクルミライ」としました。

わあー!なんか政治的やん!!
いえいえ、全くちがいます。
結崎は、組織や政治が苦手、

結崎が好きなのは、コメディ!

だから、ミルクルミライはコメディ作品です。
大切なことは、批判することや、戦うことではなく、
人を大事に思うこと。思いやること。理解することだと思うからです。理解すればするほど、隔てている壁がなくなっていく。

ですから単純に、楽しんでいただける作品になってます(o^^o)

そんなミルクルミライの楽曲、演奏には、音の猛者たちが集結してくださいました。これは、ミルクルミライの内容は勿論、音楽だけ抜き取ってライブしても成立する状態になってます。

まずは、「ミルクルミライ」本編の中での、重要な合図になっているトランペットの音。印象的なフレーズがほしくて悩んでいたところ、Steven Hanumanさんが、演奏してくだり収録させていただけることとなりました!
今回ご出演頂く北山大介さんとは20年以上に渡り互いに(兄弟)と呼び合う仲だそうです。世界的なトランペット奏者であるStevenの音、楽しみにしていてください!

宇宙ビール 福澤里泉
ミルクルミライの中に、イザイ無伴奏ソナタという、バイオリンのみの難曲をドカーンと投入しました。イザイの曲と、ミルクルミライの世界観が一体となって迫り来るシーンが構築されています。各地で演奏公演を行ってきたバイタリティとノウハウで、10曲以上あるミルクルミライのオリジナルナンバーそれぞれに華を添える福澤里泉の演奏。必聴です。

写真撮影 竹内進岳(TAKEnob 宇宙ビール)

宇宙ビール 牧野奈津子
いつも宇宙ビールの世界観を見事に創出する、影の仕掛け人。演出や作品の様々なニーズに応えつつ、オリジナリティを織り込む彼女の音楽は、長年スタジオの音楽創作などで鍛えた感覚と、彼女自身のセンスの賜物。作品の新たな一面を明らかにし、色鮮やかに景色を創造させます。是非会場に聴きにいらしてください。

ゲストアーティスト 北山大介さん
ご縁があり宇宙ビールの本公演に出演していただけることになった北山さん。肩書きが沢山、本当の意味でマルチな方なのですが、プロパーカッショニストで歌手。今回はピアノとギターも生演奏してくださいます。本編中のギターのパソドブレは、唸るほどの音楽性。本番では、宇宙ビールの福澤・牧野・猿渡とのコラボレーション。数々のCM曲を世に送り出した経験と知識で、楽曲の作曲も担当してくださり、ミルクルミライの世界観を共に創造し、ご助力いただいております。またアクターとして役も演じてくださいます。

と、かなリ豪華な音と共に皆様にお届けする「ミルクルミライ」、実際、宇宙ビールのコンセプトにご賛同いただいたからできることで、正直この公演をご覧になることは、かなりお得だと思う内包量と質感で、

集団による集団ヒーリングか?!と思うほどです。

宇宙ビールのファンの方は、本作品にご期待いただき、宇宙ビール気になっていたんだよねと言う方は、この力の入れ具合、めったやたらにできるわけではないので、この機会を逃さずに会場へお越しくださることをお勧めします。